はじめに、企画【ハイパーリンクチャレンジ2015】参加
先日、ブログ「がんばる小学生」の、とんははさんより企画記事のバトンを受け取った。
とんははさんはブログのタイトルのとおり、二人の小学生のお母さん。
読んでいると、家族の仲のよさがうかがえてほっこりする。
その秘訣はこのエントリにも表れている。
お父さんのことが大好きな子に育ってほしい - がんばる小学生
おすすめです。
この企画はここ最近周囲でも見かけるようになったものだけど、開始したのは先月らしい。
元ネタはこちら。
「隠居系男子」の鳥井さんの記事を参考に。
その年(前年12月〜本年11月)までに公開されたウェブコンテンツから印象に残った記事を2本だけピックアップする。1本は自らが執筆・制作に関わった記事、もう1本は他媒体で公開された記事とする。
また、次にチャレンジを受けてもらいたい人物、印象に残った記事を聞いてみたい人物も2人〜3人程度指名する。なお、指名がなくとも、開催趣旨への理解があれば自発的な参加も歓迎する
記事制作後、次のハッシュタグを付けてTwitterにて報告ポストを投稿する → #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け
投票は、12月20日を持って集計〆切とする。
最後の一文、12月20日が締切日。それは今日だ。
今年の観測傾向として、はてなブログを読む機会が増えたことがある。
それは僕自身がはてなで趣味のブログを開設したからなのだが、読む方の幅はより広がった。
後はそれをうまく反映させていければいいのだが。
今年一番強烈な印象を残した記事。
それはWordPressでブログ「桃色と灰色のしましま!」を運営している、うーとさんのエントリだ。
推薦:乳がん検診(マンモグラフィー)に貧乳が行ったらどうなる?
乳がん検診(マンモグラフィー)に貧乳が行ったらどうなる? - 桃色と灰色のしましま!
先ほど、生れて初めて乳がん検診へ行ってきました。 行った理由は、 役場から無料クーポンが届いていたから。 北斗晶さんのニュースを見たから。 です。 毎年何かしらの無料クーポンが役場から送られてくるのですが、使ったことがありませんでした。病院に行くのが本当にイヤなんです。 子宮がん検診は、不妊治療をしているので、ついでにその病院でしてもらえるし(イヤだけど)毎年、簡易的な健康診断は受けています。 でも、 乳がん検診(マンモグラフィー)だけは絶対にイヤ だったんですっ! 一番行きたくない理由は、 ということ。 「子ども産んでおっぱいあげたら、パイが垂れる。」 って言いますよね。 というと、 「なくてもないなりに垂れるんだって!」 と言われます。 いやいやいやいや。 見たことないやろ? ここで、世の中の紳士淑女のみなさまに、伝えたいことがあります。
うーとさんのブログは夏頃に行われたブロガー連動企画に参加したことをきっかけに読み始めた。
その個性が発揮された良記事だ。
コンプレックスに関するものは書きづらくもあるが、書きようによっては魅力的なものになる。
ネタとして笑い飛ばしてくれれば読む方も気楽であるし、詳細な体験記は同様の思いを抱えている人に勇気を与えてくれる。
この手のネタはTwitterでも面白いアカウントがある。
おっぱいが小さいわけじゃない。お前の期待が大きいだけだ。
— 意識の高い貧乳 (@flat_chest) October 15, 2015
即リツイートした。
自薦:究極っぽい質問「人はアルバム3枚のみで生きられるか」
ブログに書く側として初めて参加したのは2008年のこと。
もうすぐ丸8年になる。
当時は、業界の大先輩たちと専門ブログを書いていた。
当然内容は制限されてくるし、迂闊なことは書けない。
そのうち好きなことを好きなように書ける場所を持ちたいと思うようになって、辿り着いたのがこのブログだ。
ただ、タイトルを決めるまでに2、3年かかっている。
好きなように書くにあたって、文体や形式も迷走した。
書きやすさと読みやすさを両立するにはどうしたらいいんだろうか。
最近ようやく固まってきたような気がするが、この記事はそのきっかけになったもの。
稚拙かもしれないが思い入れはある。
番外編:今年心に残った記事
以下は企画からは外れるが、僕にとって心に残った記事を紹介したい。
はてなの“今週のお題”マスター、(id:pasapasamedia)さんの記事。
毎週出されるお題をショートショートで読み物として提供してくれる。
お題はネタ切れになったブロガーにも書くきっかけを与えてくれるものであるが、こういう使い方もできる。
もっと自由でいいんだよ。
そういう意味でも世界を変えてくれるブログ記事だ。
何のためにブログを書くのか。
たくさん読まれたいから? 収入がほしいから?
理由は様々だろうけど原点は日々の記録、想いを綴ったものでもある。
このエントリのタイトルからあふれる幸福感。
いずれはこんなエントリを書いてみたい。
もっとうまく書けるかもという妄執をやめれば速くうまく書ける-遅筆癖を破壊する劇作家 北村想の教え - 読書猿Classic: between / beyond readers
筆の遅い人はどの分野にもいる。 けれども、主として井上ひさしの貢献によって、遅筆といえばまず劇作家を思い浮かべてしまう偏見がある。 これはおそらく、他のジャンルよりも遅筆のイメージが印象的でユーモラスなことによるのだろう。
数多ある書評系ブログの中で、一番更新を楽しみにしているのは読書猿さんのもの。
このエントリはブロガーにとって、物を書く人にとってヒントになる。
僕も遅筆なので参考にしたい記事だ。
うまく書きたい、読まれたいというのは誰しも思ったことがあるはず。
そしてこつこつ検索向けの記事の書く日々。
でもね、書いていて楽しいのは勢いに任せて一気に書き上げる文章。
反応があるのもそういった記事だ。皮肉なことにね。
文末に載っている関連記事の推敲についてのエントリも合わせて読んでみてほしい。
バトンを渡そう
今日が締切日ということで、時間がないんだけど、せっかくなので指名させていただく。
無理せず書けるようならチャレンジしてもらいたい。
高校生ブロガーのなわはるさん。
更新頻度も高いので書いてくれるかも。
将棋ネタも楽しみにしてます。
そつそつさん。
映画、音楽、読書などが中心のブログ。
それはそうと、このブログアイコン初めて見たけどかわいい。なんだこれ。
ガジェットやゲーム関連のブログを書いている、る〜子さん。
アイコンかわいいでしょ。
記事の最後にいつもこのアイコンでおわりって出てくるんだ。
このブログを読み始めたのもきっかけはそこだった。
普段読んでいるブログから3人。
そしてもう1人。
この方のブログは実は読んだことがないんだけど、この企画で読んだブログのコメント欄で「バトン欲しいです!」と書いていたのを見つけた。
書きたいと思っている人はぜひ参加してもらいたい。
あとがき
僕が読みたいと思っているもの。
ブログに求めるものは、必ずしも役に立つことを書いてあるものではない。
そういうのは別にブログである必要はないんだ。
読んだ人を、自分以外の誰かを束の間でも笑顔にしてくれる、そんな記事。
でもまたそれこそが役に立つものでもある。
2015年もあと少し。
しあわせなクリスマスと年末を。
それでは。
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#HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け