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「RWBY(ルビー)Volume 5」はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによるアニメシリーズである。
今回は第3話、“Unforeseen Complications”。
チームRNJR(レンジャー)の今後の計画と、貨物船墜落から捕らえられたワイス。
前回はこちら。
Chapter 3: Unforeseen Complications RWBY: Volume 5, Chapter 3: Unforeseen Complications
ギラ・ベラドンナの演説 ホワイト・ファングの元指導者ギラ・ベラドンナは、組織の現状とこれから起ころうとしている災禍を人々に伝えようとしていた。
ビーコン・アカデミーやヴェイルの陥落に過激派のメンバーが関与していること、アダム・トーラスがシエナ・カーンに代わり組織のリーダーになろうとしていること。
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ここファウナスの島メナジェリーでは、ホワイト・ファングは依然として平和的な組織であることが信じられている。
彼自身も支部の代表者から詳細を知らされないできた。
娘とその友人が帰ってくるまでは。
ベラドンナ家の絆の中にサンはいいポジションを得たね。
ビーコンで直接惨状を見てきた身内と、スパイから入手した端末(scroll)で証拠を得た彼らは、ミストラルとCCTタワー(大陸間通信システム:Cross Continental Transmit System)が襲撃されることを訴える。
それらがホワイト・ファングの総意として行われることは、人間とファウナスの間に亀裂を生むだけでは済まないだろう。
いずれ戦争へと発展することは想像に難くない。
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そんなギラの意見に対立する人物がいた。
イリア・アミトラ(Ilia Amitola)、ブレイクとは旧知の仲である。
彼女がなぜホワイト・ファングで活動をし、また人間を憎むのかは、ブレイクのCharacter Shortで描かれていた。
彼女には彼女の戦う理由があるのだが、ここでは立場が危ういかもしれない。
ブレイクたちには敵認定され、支部からは責任を押し付けられて切り捨てられそうでもある。
将来的なブレイクとの関係修復もポイントになってくると思う。
オズピンの復活 チームRNJR(レンジャー)の一行は、オスカー・パイン(Oscar Pine)に興味津々であった。
見知らぬ少年が、自分はオズピン教授だと名乗ったのだから当然である。
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そもそもオズピンは何者なのか。
Volume 3の6話において、彼がピュラ・ニコスに「四季の乙女」の昔話を語った時からの疑問であった。
当時、オズピンはそれらをまるで直接見知っているかのように話していた。
「Would you believe me if I told you that one's been around since I was a boy?」
「You're not that old, Professor.」
このやりとりで彼の言おうとしていたことの答えが、オスカーの口を通して語られる。
「I'm... cursed. For thousands of years, I've walked the surface of Remnant…」
今回の彼のこの状況が、もう気の遠くなるほど長い間繰り返されてきたということ。
セイラムの意味深な発言、クロウ・ブランウェンの反応、オスカーとオズピンの会話から予測の範囲内なのであるが、本人が明言したことは大きい。
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そして最も気になる点なのだが、オズピン教授の戦闘能力は引き継がれるのかということ。
「秋の乙女」の力を手に入れたシンダー・フォールとまともに戦える力だ。
ミストラルの防衛においてその力を使えるならばこれ以上に心強いものはないが、そううまくはいかないものである。
オスカーがそれを扱えるようになるにはもう少し時間が必要なよう。
そしてチームRNJR(レンジャー)の強化も欠かせない。
捕らわれたワイス 襲撃してきたグリムを退けたものの、貨物船の墜落にあったワイス・シュニーは、檻の中で目を覚ます。
一瞬、事態が飲み込めないワイス。
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レディに対してこの仕打ちである。
彼女はレイヴン・ブランウェンの一族に捕らえられていた。
そこで出会ったのは、ヴァーナル(Vernal)と呼ばれている女性。
名前(愛称?)からしておそらくは「春の乙女」である。
ヘイヴン・アカデミーのライオンハート学長の話によると、10年ほど前に姿を消して行方がわからなくなっていたという。
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クロウにしても、確信したのはつい最近のことのようだ。
シオンの村が滅んだ後、ヒガンバナでレイヴンと接触した際に探りを入れていた。
容貌や態度から見ると、一族に拾われたのはずいぶん早い段階だと思われる。
ワイスを人質にシュニー・ダスト・カンパニーと交渉するつもりのようだが、今回レイヴンが登場していないため実際のところは不明である。
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武器を取り上げられ、手足を縛られた状態でここから脱出することができるのか。
ただの盗賊集団ならともかく、レイヴンと「春の乙女」ではワイスに勝ち目はない。
彼女にとって都合の悪いことに、アトラスの渡航制限で姉のウィンターも帰国しているらしいため、助けも来そうにない。
妹のために本気を出すウィンターを見たいところではあるが。
その代わり、とある人物がレイヴンの行方を追っているはずである。
次回第4話の日程は不明だが、前日になって告知されたりするので週末だとは思っている。
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