「小さいノゾミと大きなユメ」は浜弓場双(はまゆみば そう)による漫画作品。
月刊モーニング・ツーで2019年5月より連載を開始した。
11話は、ユメの部屋に訪問者が現れる。
前回はこちら。
目を覚ますと身長12センチの体になっていた女子高生・小岩望実(こいわ のぞみ)が命からがらたどり着いたのは、ひきこもニートの大久保由芽(おおくぼ ゆめ)が住むアパートの一室。小さくなった原因を突き止めるために、ノゾミが裏山の神社に向かった頃、ユメはといえば……?
(「前回までのあらすじ:小さいノゾミと大きなユメ」より)
部屋の掃除を試みるも
ノゾミとナエが神社へ向かって出掛けたあとのアパートでは、ユメが部屋の掃除を始めていた。
まさかの事態だが、酔っ払っていないわけではない。
その日は朝からノゾミの姿が見えないので探そうかと考えたものの、今の部屋の状況では無理なことに気付いたのである。

なんにせよ片付けようという気になったのであれば進歩だろう。
ノゾミがやって来てから少しずつ真っ当な暮らしを取り戻しつつある。
うまくすれば褒めてもらえるかもしれないし、もしダメだったとしてもそれはそれで悪くなさそうだ。

新たな性癖も追加されているらしい。
引きこもり生活脱出のため、最初の課題として出されていたのが荷物の受け取りに出ることだった。
結局勇気がなくて断念したが、通販は彼女の命綱であるため機会はたっぷりある。
彼女の地区を担当しているのは、高円寺花子という美容師を目指す20歳の女の子。
この日も荷物を届けるためにやってきたのだが…

部屋の異変に気付いた彼女は、ついに住人と対面を果たすのであった。
もはや受け取りのハードルを一気に超えてきた。
思ったよりも親しみやすそうな相手なのが幸いかな。
ノゾミ以外では一番顔を合わせる機会が多そうなので重要なキャラになるだろう。
何とか仲良くなれればいいのだけど。
例のノゾミそっくりの女子高生の家も担当していたりしてつながってくるのか?