「それでも
週刊少年マガジンで2019年3月より開始した。
Twitterで「将棋のやつ」として公開されていたシリーズの連載化である。
3巻は、名前の呼ばれ方が変化したり、二人の距離も縮まって…
「この勝負に勝ってオレは告白する!」 「この勝負に負けたら私…告白される!?」 大反響の「運命の対局」ほか、文化祭デート編も収録! 作者はなぜ、『からかい上手の高木さん』を連載しながらもこの作品を描いたのか!? 新たな挑戦となる第3巻です!!
前回はこちら。
「それでも歩は寄せてくる」の桜子
— 山本崇一朗.高木12ツバキ3将棋2 (@udon0531) December 7, 2019
(お題箱) pic.twitter.com/tqXl7Y09Nk
Twitterでのお題イラストで図書委員の御影桜子が登場した。
文化祭デート編
歩の幼なじみの角竜タケルの入部によって部員の増えた将棋部も、まだ必要人数には達していない。
そのため文化祭への部としての参加はできないままなのである。
クラスの出し物が一段落した後、うるしセンパイと歩の初デートが実現。

もともと部員探しの建前だったが、歩が楽しみにしすぎていたこともありデートへの変更を提案してくれたのだった。
さすがセンパイ。
マキに知られたのは想定外だったみたいだけどね。
あとでイジられることになるはずだが、とりあえず邪魔はしないでいてくれるところは優しい。
また二人の知らないところで協力者の存在も?

お化け屋敷に入った二人を驚かせるべく準備する幼なじみコンビ。
融通の利かなそうなタケルを監視するために、ちゃっかり自分も一緒に隠れる桜子がかわいかった。
もう付き合っちゃえばいいのにね。
歩の初勝利
日々の対局の積み重ねで、着実に強くなってきている歩だが、いまだにセンパイに勝てたことはない。
勝って告白することが目標なので執念では負けていないだろうが、初心者としてはなかなか厳しいところである。

指導対局として駒落ちで勝ち方を覚えていく方法もあるのだけれど、本人の希望で平手戦を続けてきたらしい。
あくまでセンパイに認められる形で勝利を得たいのだろうね。
遠回りでも納得できる方法を選べばいい。
そんな二人がついに駒落ち戦をすることになった。
センパイの「勝ちは勝ちだろ?」の一言からその気になった歩が意地を見せるか。
いつもは振り飛車専門の歩が、駒落ち定跡として初の居飛車急戦に挑戦しているところも本気度を表している。

ここのコマが伏線になってそうな。
歩に告白された時、センパイはどうするのか!?