「ポチごっこ。」はアッチあいによる漫画作品。
週刊ヤングジャンプで2019年より連載を開始した。
11話は、ポチをめぐる修羅場より一夜明けた朝日家の食卓から。
前回はこちら。
条件付きで保護?
停電のおかげで捨てられる日を延期になったポチ。
あくまでも一時的な措置であり、危機的状況であることには変わりがない。
花と一緒に頼み込み、条件付きでしばらく置いてもらえるようではあるが…

(「ポチごっこ。」11話より)
さっそくチャーハンを作らされていた。
一人暮らしの経験から簡単なものはつくれるものの、得意というわけではない。
それを知ってか知らずか無茶振りしてくる姉妹。
花も本来は味方のはずなのだが、ポチへの信頼と家族に認めさせたい気持ちが逆にプレッシャーをかけてくる。
とりあえずパンケーキは最優先で覚えたほうがよさそうだ。
次の木曜(ヤンジャンだから?)までには庭の草むしり・網戸の掃除をはじめ、お姉さまからノルマが課せられている。

(「ポチごっこ。」11話より)
もちろん、花に手を出すことは許されない。
ポチもここでもう少し言いようがあったと思うのだけど、不器用だね。
こうなった以上は疑われることを避けたいにしても、配慮のない返答で将来的に家族になれそうな芽を自ら摘んでしまっている。
姉の言い方だとそんな先のことまでを想定してはいないようだったけれど。
これで認めるわけにはいかなくなったんじゃないだろうか。
むしろそこを完全に否定してしまえば、どうしてもポチを家に置いておく理由ってなくなってしまう気がする。
花の好意が頼りの危うい立場なのだから。

(「ポチごっこ。」11話より)
そしてポチ捜索組の二人と思われる姿が朝日家の付近で確認された。
よりによってお姉ちゃんのいないタイミングで来たか。
どうすんのこれ?