「くノ一ツバキの胸の内」は山本崇一朗による漫画作品。
ゲッサンで2018年より連載を開始した。
表紙はツバキと医療班の申班メンバー。特に真ん中のモクレンは今回出番が多い。
『からかい上手の高木さん』テレビアニメ2期の制作が決定してますます勢いを増す山本崇一朗ワールド最新作!
男子禁制の里で生きる女の子忍者たちの日常譚! 男の人との接触を禁じられている見習いくノ一たち。そんなあかね組の戌班(イヌはん)のリーダー・ツバキは優秀な見習いくノ一であるものの、禁じられた存在であり、見たコトもない男の人がどうにも気になってしまい…!? 第2巻もキュートなくノ一たちが目白押し! アナタのお気に入りのくノ一を見つけてください!!
前回はこちら。
ツバキの2巻は申班の話だったり牛班の話だったり鬼ごっこしたり転校生だったりです pic.twitter.com/ZchsUzGNed
— 山本崇一朗.高木さん⑨ツバキ① (@udon0531) 2019年2月11日
ツバキ、恋を知る?
忍の里で暮らすあかね組のくノ一たちは、男という生き物の実態を知らない。
彼女たちを指導する先生たちに、関わってはならない恐ろしい存在だと言い聞かせられてきたからだ。
それでも、口にするのも憚られる未知の生物について、好奇心旺盛な彼女たちの興味を抑えこむのは容易ではない。

噂に上ることが多くなってきたその真相に、実力でたどり着ける者は出てくるのか。
今回、警戒心を再認識させるために企画されたのは鬼ごっこ。
男である鬼に扮した先生から逃げ切るか髪紐を奪えば勝ち、捕まれば夕食抜きという過酷な訓練であった。
中には高度な術を使えるようになっている生徒もいるものの、まだまだ先生との実力差は大きいようだ。

ツバキと互角に戦える実力を持つベニスモモも、先生には手も足も出ない。
ここまでするのはよっぽどのことがあったのだろう。
どうやら、あかね組・あおい組ともに協議の上での決めごとらしいのである。
その回想シーンの先生らしき人物の動向が気になる。
彼女の個人的な感情が大きな理由になっているのではと思っていたのだが、それだけではないようで…
秘密を知らされたツバキは、また違う悩みが増えてそうである。
仮面の転入生

あかね組に転入生がやってきた。
極度の人見知りで、常に面をかぶっている変わり者。
男がいる里で育ち、みんなの注目を集めそうなこともあり、ツバキが面倒を見ることになる。
つきっきりの状態に、不満そうなサザンカのこの表情。

大好きな姉さまを取られたことに加え、怪しげなお面姿を訝しんでいるのかと思いきや、彼女の内弁慶ぶりが露呈することに。
今後も戌班に所属するようで、この人見知り同士の関係がどうなっていくのかも楽しみである。
サザンカがちょっとお姉さんぽくなるのかな?
彼女のツンデレ部分が生かされる展開を期待したい。

お面の下の素顔は実は、という展開。
男として育てられることが向いていなかったのは、この容姿のせいもあるのかもね。