「小さいノゾミと大きなユメ」は浜弓場双(はまゆみば そう)による漫画作品。
月刊モーニング・ツーで2019年5月より連載を開始した。
ノゾミの秘密を知ったユメの取った行動は?
前回はこちら。
目を覚ますと身長12cmの体になっていた女子高生・小岩望実(こいわ のぞみ)が命からがらたどり着いたのは、ひきこもニートの大久保由芽(おおくぼ ゆめ)が住むアパートの一室。ノゾミはついに妄想の存在ではないことがユメにバレ、自分の境遇をつつみ隠さず伝える。すべてを知ったユメは…?
(「前回までのあらすじ:小さいノゾミと大きなユメ」より)
小さいヤヤと大きなハナ…?#ノゾユメhttps://t.co/9Wo6xugLaW
— 小さいノゾミと大きなユメ/浜弓場 双【公式】 (@nozoyume_info) July 24, 2020
作者のTwitterアカウントも告知用に開設されたので、アニメが再放送されている「ハナヤマタ」や秋から放送予定の「おちこぼれフルーツタルト」とのコラボも期待できる。
家族が増えました。
ついに妄想の中の存在ではないことがバレてしまったノゾミ。
それに対するユメの反応はと言うと、予想以上に好意的なものであった。
新しくお助けアイテムを用意してくれるなど、生活環境は大きく向上しそうである。

配達員のハナコ(高円寺花子)とのやり取りもだいぶ慣れてきたのか、手を振って見送る姿がいい。
緊張のあまりカミカミなのは相変わらずだけどね。
ここで「あじゅじゅしたー」と返せるハナコのキャラが好きだな。
ノゾミの境遇を聞いて、実際にこの部屋で生活を営んでいる事を知ったユメが注文してくれるものとはなにか?
それはなんとドールハウスと新しい服であった。
ダンボールの空き箱に、制服と体操着のローテーションだったことを考えると確かに助かるに違いないが…

そして、ナエとタッピーもユメの部屋でお世話になることになりそうだ。
コビトの秘密が知られた以上、隠れている必要も無くなったしね。
ユメの趣味によるフリフリの服にまんざらでもない様子がかわいかった。
しかし、こんなにイキイキしてるユメは初めてじゃないだろうか。
酔っ払いの妄想だと思い込んでいたものが、これからは一緒に暮らせるようになるのだからそれはそうかも。
彼女にとってのお酒は、寂しさを紛らわせるためのものだったのかもしれない。

もともと好きではあるんだろうけど、ノゾミに会いたい一心で酔っ払い続けていたのかなと考えるといじらしくもあるか…?
前向きになったのはいい傾向で、汚部屋の改善もちゃんと考えているらしい。
この全く信用してないノゾミの表情よ。
三人と一匹の協力体制が整って、ユメがもう少し勇気を出せるなら、いよいよ謎の解明に動き出すのだろうか。
そっちの方は何一つ分かっていない状況だもんね。