はじめに
今月から気になる作品のまとめもやっていこうと思ってます。
夏休み突入ということで観たい映画がたくさんあるけど、新しいものから10本選んでみた。
AMY/エイミー
2011年7月23日に急逝したエイミー・ワインハウス。映画『AMY エイミー』は、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーやトニー・ベネットらがその歌声を絶賛、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、アデルら多くのミュージシャンたちにリスペクトされ、世界中の音楽ファンに愛された彼女の生涯を描いた傑作ドキュメンタリー映画。
もう5年が経つのか。 27歳は早すぎた。
そして、これはいい音で観たい。立川シネマシティでは「極上音響上映」をやっているが、終了予定が8月10日とけっこう短い。
ドキュメンタリーだし人気はイマイチなのかも。
Amy | Official Teaser HD | A24 - YouTube
ミモザの島に消えた母
正面から向き合うほどに深まっていく家族間の溝と、じわじわと炙り出されていく“偽りの家族史”。自分と周縁の複雑な想いが絡み合う中で浮かび上がってくる、母のもう一つの顔と、死の影に隠蔽された衝撃の真実。
フランスのヴェルディヴ事件を描いた「サラの鍵」(2010)と同じ原作者、タチアナ・ド・ロネの作品を映画化。
30年前の母の死の真相。
知らないほうが幸せなこともある、それでも知りたいと思うのか。
映画『ミモザの島に消えた母』予告編 - YouTube
シン・ゴジラ
現実(ニッポン) VS. 虚構(ゴジラ)
現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?
これはもともと観るつもりなかったけど、すこぶる評判がいいようなので気になるね。
『シン・ゴジラ』予告 - YouTube
ちえりとチェリー
ちえりは小学6年生の女の子。幼い頃に父を亡くし、母親と二人暮らし。
母親は仕事に忙しく、ちえりの話し相手をしてくれない。
そんなちえりの唯一の友人が、父の葬儀の時に蔵で見つけたぬいぐるみの“チェリー”だった。
「劇場版 チェブラーシカ」(2010)の中村誠監督による人形アニメ。
50分と短く、「チェブラーシカ 動物園へ行く」と同時上映。
個人的な注目ポイントは、主人公の女の子の声が、「ガールズ&パンツァー 劇場版」のローズヒップ役の人というところ。
でも映画館じゃなくてもいいかな。上映館も関東で1館だけという状況。
映画「ちえりとチェリー」劇場予告 - YouTube
神のゆらぎ
彼らは気づかない。自分の決断が思わぬところで、他人の運命を変えてしまっていることに。正しい選択とは何なのか。人間に許された最良の決断とは?
グザヴィエ・ドランが出演している(監督は別)ことが注目点。
飛行機の墜落、輸血で助かるかもしれない命がある。
でも彼女は宗教上の理由でそれを拒んでいる。
そしてその相手は恋人(婚約者or夫?)かもしれないということ。
(予告編からの推測です。)
映画『神のゆらぎ』予告編 - YouTube
ジャングル・ブック
ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは 自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。
さすがディズニー映画。すごいね。
「ジャングル・ブック」予告編 - YouTube
ソング・オブ・ザ・シー 海のうた
少年ベンと、“最後のアザラシの子”である妹、サワースの物語。ふたりは海のそばの家に 帰るため、消えゆく古代の魔法世界へと不思議な旅に出発する。海で暮らすアザラシが陸に 上がり人間になるという、アイルランドに伝わる神話をもとにした作品。
第87回アカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされて注目された作品。
ついに日本公開。これは音楽も楽しみ。
アカデミー賞長編アニメ候補作『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』予告編 - YouTube
君の名は。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーーーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
2016年夏映画の大本命。
1本目の予告で大いに期待させてくれたが、2本目の予告で若干不安になっている。
SFの方の新海監督か。
試写会で観た人によると集大成の最高傑作との評価もあるので、期待しておいていいのかも。
「君の名は。」予告 - YouTube
イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~
彼女を輝かせたのは、賞でも名声でもなく「自分らしく生きる」こと。見るものに愛する勇気をくれる映画。
2015年、生誕100周年を記念して作られたドキュメンタリー映画。
アカデミー賞ノミネート7回、受賞3回の伝説的女優。
でも一番有名なのは「君の瞳に乾杯」のシーンだよね。
「カサブランカ」はプライムビデオでも観ることができる。
ナレーションがアリシア・ヴィキャンデルという点も注目。
映画『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』予告編 - YouTube
神様の思し召し
今日も完璧なオペで、患者の命を救った心臓外科医のトンマーゾ。医師としては天才だが、傲慢で毒舌で周りからはケムたがられていた。ボランティアが趣味の妻との仲は倦怠気味で、お気楽な長女はサエない男と結婚。でも、頭脳明晰な長男が医学の道を継いでくれれば満足だ。 ところが、あろうことか医大生の息子が「神父になりたい」と宣言!
医師の仕事を継いでくれると期待していた息子が、神父になると言い出した。
憤慨した父は神父の弱みを握るために近づくが。
全く違う道のようにも思えるが、人々を助けたいと思う点では同じ。
息子も息子なりに父の背中を見て育ってるんだろうな。
『神様の思し召し』予告編 - YouTube
あとがき
劇場公開以外のものとしては「SPY/スパイ」 がおすすめ。
これはほんと、何でスルーしたのかと。
放送禁止用語連発なのでそのへんなのかな。もったいない。
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