
RWBY(ルビー)はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによるアニメシリーズである。
第7話のタイトルは “The Grimm Reaper” 。
マリーアの若き日の姿はルビーのルーツだった?
前回はこちら。
Chapter 7: The Grimm Reaper
The Grimm Reaper - RWBY - Rooster Teeth
伝説のハンター
銀の瞳を持っていたというマリーアが視力を失ったのはなぜなのか。
かつての彼女はハンターであり、その力を用いて戦う様は、武器や格好も相まって “The Grimm Reaper” と呼ばれ恐れられていたようだ。

強力な大型グリムでも一瞬で戦闘不能にする不思議な閃光は彼らにとって正に死神と言えるものであったろう。
ここで気になるのは武器の形状である。
片手で扱うために小型ではあるものの、折り畳める鎌のギミックはクロウやルビーが使うものとよく似ている。
それもそのはずで、彼女はクロウにとって憧れの存在だったのだという。
「I based my weapon off of yours. I wanted be as good as the Grimm Reaper.」
Maria reminisces about her past as team #RWBY continue their journey to Atlas.
— Rooster Teeth🐓 (@RoosterTeeth) 2018年12月16日
RWBY Volume 6: Chapter 7 is available for everyone: https://t.co/KHraj5Bv9npic.twitter.com/woJNGficM0
戦闘シーンの一部がTwitterでも公開されているが、ここで出てくるワニのファウナスの敵(Tock)がやっかいな能力(センブランス?)を持っていた。
完全に捉えた一撃が、ダメージを与えられないどころか逆に武器を弾かれてしまっている。
一定時間無敵状態になれる能力なんてこれまで出てきた中でもかなりヤバい。
知らずに近付いたら格上の相手でもやられそうだし実際そうなってきたんだろうね。
レジェンドと言われたマリーアも、この日を境に表舞台から姿を消すことになったようだ。
その後の恐怖との葛藤はヤンの参考になるかもしれない。

ヤンの復帰を後押ししたものは妹への思いだったが、当時のトラウマは未だ解消されてはいない。
因縁の相手アダムを倒せば克服できるのか、事はそう単純ではないのだろう。
それでも決意した彼女に対してマリーアは敬意を払っていた。
大きな違いは信頼できる仲間の存在かな。
一匹狼な様子だったマリーアにもそんな相手がいれば違っただろうか。
目が不自由なのは大きいとしても。
アーガスの町へ
今回は、明るい話題もある。

北岸の港町アーガスへ到着したこと。
アトラス軍の居留地でもあり、渡航の拠点である町。
寒さの厳しい土地にも関わらずなかなか発展しているらしい。
一番奥に見える島が軍事施設っぽいのだが。

1話で別行動になったJNPRのメンバーが先に到着しているはずで、合流して今後の動きを決めることになるだろう。
アトラス軍に掛け合って渡航の手続きもしなければならない。
そして彼らの滞在先はと言うと…
なんと、ジョーンの姉の暮らす家だった!

サフロン(Saphron Cotta-Arc)はジョーン以外では唯一、外へでた姉であるらしい。
たくさんの姉がいることは以前言及されていて、ダンス・パーティーでのピュラとの会話でのことだった。
Pyrrha: I had no idea you were a dancer.
Jaune: Yeah, well, these things tend to happen when you grow up with seven sisters.
(「RWBY Volume 2」 第6話より)
配偶者は女性のテラ(Terra Cotta-Arc)、甥っ子はエイドリアン(Adrian Cotta-Arc)。

子供の相手をするお姉ちゃんズ。
ヤンはこういうの似合うよね。
前半はシリアス回が続いたから、こういうほっこりシーンはありがたい。
ジョーンもかわいがられているようだしね。
リーダーとしては見られたくない姿なのかもしれないけれど。

あとがき
次回、第8話は、“Dead End”。
アトラス軍の基地を訪ねる一行だったが…
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Dead End - RWBY - Rooster Teeth