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「きみが死ぬまで恋をしたい」はあおのなちによる漫画作品。
コミック百合姫 2018年8月より連載を開始した。
身寄りのない子供たちを戦争のために育てている「学校」で、トツキ・シーナは一人の少女と出会う。
前回はこちら。
新入生カガリ・ミミ
シーナの所属する14クラスに新入生がやってきた。
それは前日の夜に彼女が出会った女の子で、名前はカガリ・ミミ。
かねてより噂の秘密兵器と同じ名に教室もざわめくが、最強と呼ばれるにはあまりに無邪気な笑顔であった。
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入学以来、ずっと無所属であったと言う彼女は周囲よりも幼く見えるが、実際の年齢も足りてない可能性がある。
シーナがいるクラスに合わせて編入させたと考えるのが自然だろう。
他生徒と関わらないはずだったミミの所属が決まったのは、「ママみたいな匂いがした」との言葉に興味を持った保健医が絡んでいるのかもしれない。
とすれば目的は何なのか。
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そして重要な設定が一つ明かされた。
修復魔法はキスをすることによって効果を発揮するという。
相手に直接魔力を注ぐためとの事だが、これ以外に方法がないとは考えにくい。
にも関わらず広まっているのは、「保健医がよくやってるやつだ」の一言に秘密があるのではという気もする。
これはルームメイトの役割になるんだろうね。
結びつきが強くなることで魔力の発動や士気に影響があったりとかなのかな。
感情が左右する部分が大きいのであれば、この試みもうなずける。
何にせよ読者としては「ありがたい」の言葉に尽きるのだが。
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当然のようにミミとルームメイトになったシーナには、何らかの影響を及ぼすことを期待されているはず。
ミミの懐きぐあいから当面は保護者のような立場となりそうではある。
クラスの事情通らしきセイランによると、この学校には代々怪物みたいに強い生徒がいて、彼女たちは皆「ミミ」と呼ばれているとのこと。
絶対に死なないとの話はこの辺に起因するようだ。
いつ代替わりするのかは生徒たちには知る由もない。
保健医がミミに持たせたいのは生への執着なのではないかという気もするがはたしてどうだろうか。
彼女の名前がフランというのも鍵になりそうな。