
2018年4月に読んだ中で、おすすめの漫画をいくつか紹介する。
このブログも更新頻度は高い方ではないので、個別記事に間に合わない分もカバーできればいいなと思っている。
購入は60冊くらい。積み率高し。
5〜10作品程度を目安に無理なく続けていきたい。
「図書館の大魔術師」1巻(泉光)
大陸中の全ての本が揃っていると言われている本の都アフツァックの中央図書館を目指し、一人の少年が旅に出た。
1巻では、彼の生い立ちと司書(カフナ)との運命の出会いが描かれる。
まずは試し読みをおすすめしたい。
「書を護ること、それ即ち世界を護ること也」
貧民街で育ち、周りと違う容姿のため虐げられてきた少年が、やがて世界を救う英雄となる。

「魔王城でおやすみ」7巻(熊之股鍵次)
魔族にさらわれた人間の姫が、快適な眠りを求め城の内外を探検する安眠ファンタジー。
7巻では、スヤリス姫が囚われて以来はじめて王宮の自分の部屋に帰ってくる。
目的は愛用の毛糸のパンツ。
女王である彼女の母親も登場し、人間と魔族との関係に大きな動きがあるかもしれない。
スヤリス姫の、国民へ向けてのスピーチ回が見所。

いつになく真面目な表情の姫。
「アクロトリップ」1巻(佐和田米)
魔法少女ベリーブロッサムのことが大好きなオタクJCが、推しを輝かせるために悪の組織で奮闘するコメディ作品である。
一番近くに居るためには味方のほうが理想だったかもしれない。
しかし、悪の組織フォッサマグナは弱かった。
どうせなら、手に汗握る戦いが見たいのである。
苦戦の末、勝利をつかむ彼女が見たいのだ。
伊達地図子の、推しの一挙一動に悶えるままならない日々。

悪の総帥クロマも、実はベリーブロッサムが好きな同志であった。
「荒ぶる季節の乙女どもよ。」4巻(岡田麿里、絵本奈央)
文芸部に所属する部員たちの、思春期の悩みに翻弄される姿を描く群像劇。
4巻では、文化祭の実行委員に「恋の伝説」の創作を依頼される。
ネタ出しのため合宿を計画する彼女たち。
泉と新菜が一緒にいる所を目撃してからモヤモヤが続いている和紗も、この合宿を通してついに吹っ切れるか。

帯の言葉「どうして…毛穴も開いて肉も硬そうな男子を好きになるんでしょうね…?」は作中でのもーちん(須藤百々子)のセリフ。
彼女はこのまま百合方向に行くんだろうか。
次の5巻が大きく動き出しそうな予感。
「いそあそび」1巻(佐藤宏海)
コンビニもゲーセンもファミレスもない田舎で一人暮らしをすることになった元社長令嬢村上セトと、浜辺で倒れていた彼女を助けた浦島六郎のサバイバル生活。

セトが思いの外アクティブで好感が持てる。
六郎の幼なじみの岬珠子も巻き込んでいく。
プロローグに当たる読み切り版がWebで公開されている。
「綺麗にしてもらえますか。」1巻(はっとりみつる)
熱海で小さなクリーニング屋を営む金目綿花奈(きんめ わかな)。
彼女は二年前までの記憶がない。
唯一忘れなかったのが洗濯なのだという。
技術とその人柄で、町の人達にも評判の彼女の過去が語られるのも今後の楽しみ。
熱海という土地柄か、お風呂好きな設定もある。

店での作業の様子など目にする機会がないので興味深い。
「怪しことがたり」(白鳥うしお)

連載が始まったばかりなのだけど、絵柄と題材が好きな感じなので注目している。
現時点で3話まで。
町でも噂のお化け屋敷に、一人の女子高生が引っ越してきた。
この屋敷のどこかにある資料を探したいらしい。
彼女は隠し階段から迷い込んだ地下室で、常世への渡し場の管理人と出会うことになる。
春夏冬さんに呪われるっ!?(三ノ咲コノリ)
【新連載】4月26日より講談社×pixivマンガアプリ「Palcy(パルシィ)」様にて「春夏冬(あきなし)さんに呪われるっ!?」を連載させて頂ける事になりました!
— 三ノ咲コノリ*4/26より春夏冬さん連載/Palcy(パルシィ) (@minosaki_konori) 2018年4月14日
見た目は魔女だけど性格は超乙女!?な春夏冬さんが主人公の学園コメディ作品、ぜひ宜しくお願い致します!
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昨年春に月刊シリウスの新連載チャレンジカップ ルーキー★ロワイヤルで発表された読切作品が、このたび連載化された。
オカルト部のこじらせ女子・環と謎の転校生の春夏冬さんとのすれ違いコメディ。