「僕と君の大切な話」は、ろびこによる漫画作品。
月刊デザートで連載中。
天然ストーカー女子相沢さん×ツンデレ眼鏡男子東くんの新感覚“トーキング”ラブコメディー
メガネ男子の東くんに恋した相沢さんが、彼を振り向かせるために奮闘中。
2巻はついに校内編に突入。
前回はこちら。
ランチタイムは中庭で
駅のホームで過ごす二人の時間。
東くんと相沢さんは少しずつ距離を縮めていた。
クラスは違えど同じ平和台高校に通う彼らは、次第に学校でも話すようになっていく。
昼休みの中庭のベンチが新しい舞台。
ここは、東くんがいつもお昼を食べていた場所。
そして相沢さんのストーキングポイントでもある。
彼によると、弁当こそ人生の喜びだという。
お気に入りの場所で喜びの時を共にする。
会話の内容は色気のないものであるが、これまで一方的に見ていた相沢さんからすれば大きな進歩だ。
表情が固いのは緊張のためである。
かつての相沢さん。
彼女は学校でも評判の美人であり、東くんもいじられ役として人気であるので、クラスメイトたちはそんな彼らに興味津々。
どうしても周囲が騒がしくなってしまう。
二人は付き合ってるの?
気になる友人たちによる野次馬は学園生活編における洗礼であるが、これでもうこの場所に来ないと言い出すんじゃないかと心配な相沢さん。
彼女と過ごす時間は、いつの間にか東くんにとっても大事なひと時になっていたことがわかるエピソードでもある。
いずれ寒くなってきたら場所も変えることになるが、東くんはいい場所を知っているらしい。
今回の相沢さんの一番の頑張りはこのシーン。
夢に見た「はい、あーん」の機会を早速試みるも東くんには通用せず。
これを逃すのは男としてどうなのとも思うが、東くんのいいところでもあるのだろう。
簡単には靡かない男、東司朗。
舞台を校内に移したこともあり、このまま二人が近づいていくだけでは終わらない。
登場人物も増え複雑な事情が絡んできそうだ。
相沢さんの友人で文芸部部長の「はまりん」こと浜田まりん。
敵か味方か、彼女は東くんに手厳しい。
第三者の恋愛模様も見られそうな次回3巻は、恋愛戦国時代編らしい。
ライバル登場の含みも持たせつつ、新たな舞台に突入しそう。