「夏目友人帳」は緑川ゆき原作のアニメシリーズ。
2016年10月より5期の放送中。
今回は第6話、声封じの術で話せなくなった夏目。襲われているところを大きな鳥の妖に助けられる。
前回はこちら。
声を奪われた夏目
塔子のおつかいの途中で小物妖怪に捕まった夏目。喉をやられ声が出せなくなってしまったところに、祖母・レイコを知る別の妖怪が現れ窮地から救われる。しかし、今度は夏目をレイコと間違えた妖怪の棲み処へと連れ去られ…!?
(あらすじ:アニメ 夏目友人帳 公式サイトより)
森の中で毛むくじゃらの妖(あやかし)に襲われた夏目は、助けを呼ばないように声を封じられる。
そこへ現れたのは、大きな鳥の姿をした妖ひだか。
夏目のことをレイコと間違えてそのまま棲み処へ連れ去ってしまう。
何もない寂しい枯れ山で、その妖はずっとレイコを待っていたらしい。
昔は賑やかだった山も長い間に寂れ、レイコに再び会うことだけが楽しみだったようだ。
声が出ないため話が通じないのだが、その妖は夏目を気遣って薬になりそうなものをいろいろ取ってきてくれる。
うれしくて、はしゃぎすぎてしまった妖。かわいい。
夏目のこの症状は毛むくじゃらの妖怪に声封じの術をかけられてしまったためで、自然に解けるまでは1週間ほど時間がかかるという。
小物の妖怪だが、集まるとたちが悪いようだ。
夏露草があれば早いが、季節外れで見付けるのは困難である。
このあたりのことはヒノエが詳しい。
それでも夏目組・犬の会の妖怪たちは、日当たりのいい場所ならあるかも知れないと出掛けていく。
毛むくじゃらは、停電を起こし闇に乗じて襲ってくるが、怒ったニャンコ先生の前では敵ではなかった。
今回の斑バージョンはいつもより声が渋かった気がする。
夏目が風邪を引いたと思っている藤原夫妻は何かと気にかけてくれる。
塔子さんはネギの湿布やハチミツ大根シロップを作ってくれた。
今回は藤原夫妻にも危害が及びそうな状況であったことで、夏目に葛藤が生まれる。
友人帳を手放せば平穏な日々を送れるのだろうか。
もし手放したら名前の載っている妖怪たちはどうなるだろうか。
人との間にも、妖怪との間にも繋がりができて、それはかけがえのないものになっている。
夏目は途中では手放せないだろう。
そんな様子を見ていたニャンコ先生の言葉は「アホめ」だった。
先生にはお見通しだ。
鳥の妖怪ひだかは賑やかな谷を探して旅立ったが、また出てきてほしいな。
いいキャラしてた。
飛び立つ時の「とうっ」って掛け声がいいね。
ニャンコ先生も気に入って真似してたけどあれはアドリブかな?
あとがき
次回は第七話、「遠い祭り火」……ではなく特別編「ニャンコ先生とはじめてのおつかい」とのこと。
今回のニャンコ先生のセリフに「おつかいひとつこなせないとは。しょうもないやつだ。」というのがあったが、それつながりかな。
なにがあった?
原作は14巻より。
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