「夏目友人帳」は、緑川ゆき原作のTVアニメシリーズ。
2016年10月より5期の放送を開始した。
あらすじ
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志。祖母レイコの遺品「友人帳」に書かれた妖怪達の名前を返す日々を送る中で、さまざまな妖や人と繋がり、絆を深めていく。そんなある日、塔子さんから頼まれ街に出かけた夏目の前に、怪しげな壺の妖怪が現れる。「大事な宝モノを返せ」と迫られるが、どうやら夏目を祖母のレイコと間違えているようで…。 (公式サイトより)
宝モノとは、その昔近くの森で子供が落とした人形のこと。
それを拾った妖怪カヤツボが、”友達”として大切にしていたのだが、子供を知るレイコが取り戻した過去があった。
「返さぬなら、代わりにお前の宝モノを貰いに行く」と脅された夏目貴志は、人形を探すことにする。
祖母レイコに人間の理解者
妖怪に名を返すときに見えてくる、祖母の姿はいつも笑顔で、いつも一人。
レイコも、その娘(夏目の母)も共に身寄りがなく、夏目は父方の親戚をたらい回しにされてきた。
しかし、今の土地で妖怪たちが話すレイコの姿は、それまでの印象とは違っていた。
夏目は、祖母のことをもっと知りたいと願うのだったが。
今回はそんなレイコの過去が垣間見える。
他人とは違う力を持ってしまったことで、周りから避けられてきた彼女。
触れ合えるのは妖怪だけだと思われていた彼女にも、人間の理解者がいた。
娘ができ孫もいる以上、いつかは登場するのだが、本編で言及されるのはおそらく初めてだ。
(「夏目友人帳 伍」 番宣PV - YouTube)
どんぐり好きの妖怪の記憶に残る、レイコの語った他所の街から時々訪ねてくる人間。
そして七辻屋の饅頭を買ってくれる相手。
後にレイコの夫になる人物だろうか。
変わらぬ姿で
記憶の中のレイコさんは、いつ見ても不敵な変わらぬ姿
前期から4年振りの1話でこのタイトルを持ってきたのはいろんな意味を込めてそうだけど、いつもの夏目友人帳だった。
どこから入っても安心して見られるアニメだね。
今期が初めての人でも大丈夫だと思う。
1話では多軌(たき)が登場してないのがちょっと残念かな。
お気に入りのキャラなので。
(「夏目友人帳 伍」ティザーPV - YouTube)
このニャンコ先生とのスキンシップをまた見られるのが楽しみ。
動画配信はニコニコチャンネル他で対応している。
今回はhuluやプライムビデオでは無さそうだ。
そして、放送を記念して原作の電子書籍が一気に配信された。
もう何年も2巻で止まったままで、すっかり諦めていたところだった。
最新の21巻は本日(10月5日)発売 でKindleはもう少し先。
ニャンコ先生の羊毛フェルトも気になる。
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