「小さいノゾミと大きなユメ」は浜弓場双(はまゆみば そう)による漫画作品。
月刊モーニング・ツーで2019年5月より連載を開始した。
12話は、部屋に小人の痕跡を発見したユメ。
前回はこちら。
目を覚ますと身長12センチの体になっていた女子高生・小岩望実(こいわ のぞみ)が命からがらたどり着いたのは、ひきこもニートの大久保由芽(おおくぼ ゆめ)が住むアパートの一室。ユメの妄想の存在としてすごしてきたノゾミだけど、ついに物置の奥の隠れ家がユメに見つかった!?
(「前回までのあらすじ:小さいノゾミと大きなユメ」より)
隠れ家が見つかった?
ノゾミの留守中に部屋の掃除をしていたユメが、物置の奥の怪しいダンボールを発見した。
中にはノゾミの生活道具が入っていて、もし見つかると妄想の存在ではないことがバレてしまう。
そこそこ快適に感じ始めていた隠れ家生活に危機が訪れるのである。

いつかはこんな日が来るものなのだが、この散らかった汚部屋の最も安全と思われた場所で油断していたのもあるかもしれない。
むしろユメがダンボールをきちんと畳む習慣があったことに驚きなのだが。
間一髪で荷物を持ち出したノゾミは、ナエたちの元に身を寄せることに。
しばらく部屋の中で一緒に暮してると思ってたけど、また元の住処に戻ったんだね。
それともナエ側の住環境を整えるための協力だったのかな?

彼女のくつろいだ様子を見ると住み心地はなかなかいいようだ。
この先、寒さ対策や猫対策は必要になってきそうだがその辺はどうするのか。
それを考えるとユメに認知されていたほうが話は早いのである。
問題はどうやってうまく伝えるか。
ナエに言わせるとノゾミとのコンビはお似合いらしいのだが…

妄想の存在と納得させるまでの間には、それなりに大変な思いをしてきた。
ここで実在すると知られたら、距離感がややこしいことにもなりそうだ。
どちらかというと気に入られているので危害は加えられないと思いたいが、なにぶん酔っぱらいのため力加減を誤ってしまう可能性がある。
お触り禁止は徹底させておきたいところ。
今までスパルタで接してきたのが功を奏するか?

再び顔を合わせた二人、何この緊張感。
来月は休載とのこと。
話数的に今回までが2巻収録なので単行本の方もそろそろだと思われる。
6月あたりかな。