
「きみが死ぬまで恋をしたい」はあおのなちによる漫画作品。
コミック百合姫で2018年8月より連載を開始した。
前回はこちら。
『きみが死ぬまで恋をしたい①』の重版がまた決まったそうです〜〜!ありがとうございます(T . T)
— あおのなち (@aooont) 2019年6月17日
そして2巻は7/18発売です、よろしくお願いしますᙏ̤̫♡ pic.twitter.com/gmzLs9P6dK
また1巻の重版が決まったそう。やったね。
ミミの心配をするシーナだが…
出撃していたミミが帰ってきた。
普段は保健室に寄ってから部屋へ戻る決まりだが、その日は直接の帰還である。
本人は汚れていないと思っていたようだけれど、敵を倒した際に付いてしまうことも多い。
特にミミはそのタイプだろう。

ということで今回はお風呂回。
髪を洗ってもらっている場面のミミがかわいいのである。
最近、彼女は早く帰りたそうな素振りを見せている。
シーナとの生活が彼女にとって大きな存在になっているせいだろう。
そのことがいい方向に影響すればいいのだが、少々無茶な戦い方をしてひどい怪我をする場面もあった。

直接知る機会がないシーナとしても、ミミが召集されるたびに気が気じゃないらしい。
いくら死なないとは言っても、学校での彼女は手の掛かる小さな女の子。
保護者ぶりが板についてきたし、今では大事な友達なのである。
彼女が戦争に行かなくて済む方法はないかと悩むシーナ。
命に対する認識を教えようとも考えるが、それはミミには酷なことかもしれない。
戦闘時に躊躇することになれば、今度は彼女の方が危険に晒されてしまう。

それでも召集が止むことはないし、その度につらい思いをさせてしまいかねないのだ。
この辺は一度も出撃したことのないシーナの甘さであり、彼女の持つ優しさなのだけど、根本的な解決には繋がらない。
だからこそ、シーナがミミにかけてやる言葉は別のものがいい。
一番効く言葉を持てるのはシーナの特権なのだから。

夜の出撃を見送ったあと、 思わず追いかけてしまうところがよかった。
シーナの思いが裏目に出ないといいけどね。
2巻は7月18日に発売予定。