「空電の姫君」は冬目景による漫画作品。
月刊バーズで2016年より「空電ノイズの姫君」として連載を開始、同誌の休刊に伴い2019年よりイブニングへ移籍した。
6話は初ライブでの雪辱を果たしたメンバーのその後。
前回はこちら。
ライブを終えて
アルタゴ史上最高かもしれないライブを終え帰宅した磨音たち。
観客数の少なさを除けばそれは満足のいくものだったはずだ。

(「空電の姫君」6話より)
さすがに父も驚きの数字だったようだが無理もない。
磨音が夜祈子を人数に入れようとしていない所のやり取りはなんだろうね。
親友をカウントしたくない気持ちはあるだろうけれど。
そんな事が気になるのも観客数が少なすぎるせいだ。
次のライブは宣伝もきっちりやってアルタゴ目当てのお客を呼びたいところである。

(「空電の姫君」6話より)
ただ、満足げな磨音の表情が見れたのはよかった。
弾いててすごく気持ち良かったと言えるライブができたのなら次は大丈夫だろう。
一方のリズム隊の男性組は…
絵面的に好対照な華のなさである。

(「空電の姫君」6話より)
こちらは今回の反省と次回への課題を話し合っている。
ライブの演奏自体はよかったのに、それを聴いてもらえないのではなかなか次へつながらない。
SNSやブログも利用して集客したいところだが、現在は曲をアップしていない状態らしい。
原因は高瀬がちょこちょこイジるためアレンジが固まっていないのが問題である。
彼も完璧主義なとこがありそうだからね。
完成と呼べるラインの線引きをしないと、いつまでも終わらないことになってしまう。
ある程度のところで見切りをつけて、ネットでの公開と練習にも時間を回せという日野の真っ当な意見。
言いにくいことも指摘してくれる所は頼りになるリーダーっぽい。
本当のリーダーは高瀬なんだけどね。