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「さよなら私のクラマー」は新川直司による漫画作品。
月刊少年マガジンで2016年5月より連載を開始した。
31話は、インターリーグの決勝の相手、興蓮館の主力メンバーが登場。
前回はこちら。
決勝戦へ向けて
インターリーグ準決勝の栄泉船橋との試合を終えた蕨青南高校の女子サッカー部は久々の休息日。
と言いたいところだが、決勝戦までの時間がないため軽い調整に当てられた。
ただし、筋肉痛で動きの鈍い越前は練習を制限されている。
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デビュー戦であのキツい相手に張り付いていたのだから、その負担は誰よりも大きいのかもしれない。
初心者らしからぬ動きでチームを勝利に導いた立役者だ。
しかし、これまでスポーツ経験のない彼女があれだけの仕事をこなせたのはなぜなのか。
本人には自覚が無いようだが、恩田の話によると中学2年の秋頃からトレーニングを始めていたのだという。
時期的には新人戦の頃で、恩田の中学最後の試合での活躍を見て決意したのだろうね。
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また試合に出たい、もっと上手くなりたいと願う彼女がどこまで成長できるのか。
間もなく始まる全国2強の一角、興蓮館との決勝戦でもその力が必要になる瞬間がやってくるはず。
新たなる女王
インターリーグは、時期的にインターハイと重なるため、出場を逃したチームや強豪校の2軍チームが中心の大会である。
関東大会で久乃木学園が姿を消したあと、興蓮館にはもはや敵はいなかったようだ。
番狂わせを起こした栄泉船橋も直接下し、全国へと進んでいた。
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ここには絶対的な自身を持つエースがいる。
キャプテン梶を擁する久乃木学園との激闘の末に、日本一と得点王を獲得するつもりだったらしい。
彼女は2年生の来栖未加(くるす みか)。
盛り上がりに欠けそうな大会にがっかりしていた。
昨年も1年生ながら活躍して全国準優勝を経験してきているので、自信過剰なわけでもないのだろう。
目標にしてきたライバルに雪辱しての勝利こそ王道にしてドラマチックに自身の経歴を彩ってくれるものである。
逆に言えばそれだけ久乃木学園との再戦を楽しみにしていたということだ。
そんな彼女にも熱い思いはある。
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今回出場できない先輩のためにも悲願の日本一を達成すること。
その思いの強さが彼女の前出の言葉につながっているのかもしれない。
レギュラー組にも慕われている様子だが、キャプテンだろうか。
インターリーグでの監督代行とメンバー選考も任されるほどの生徒。
試合には出なくとも、決勝では蕨青南の前に立ち塞がる存在なのかもね。
タイミング的にはレギュラー組は出ないはずだが、こっそりリスト入りさせている可能性も考えられる。
試合の内容次第では途中出場もあるのかも?
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新たに日本一となった彼女たちを熱くさせることができるのか。
そして本番は冬の選手権だろうね。
浦和に勝てたらだけど。
あとがき
今回までが8巻の内容になりそう。
1月の新刊リストには載っていなかったので、発売日は2月頃かな?