
「ゆるキャン△」はあfろによる漫画作品。
まんがタイムきららフォワードで2015年より連載を開始した。
TVアニメ2018年1月放送開始! 楽しかったクリスマスが終わり、大晦日、お正月が近づいて…。 過ごし方はそれぞれ違うみたいだけど、やっぱりリンは一人でキャンプに…? あなたは次の初日の出、どう見ますか?
(ゆるキャン△│漫画の殿堂・芳文社より)
前回はこちら。
せまる年の瀬
クリスマスキャンプを終えて迎えた年末、野クルのメンバーはアルバイトに励んでいた。
なでしこも、斉藤に紹介された郵便局の臨時の仕事を始めている。
キャンプ道具で欲しい物があるようだ。
以前行ったアウトドアショップ「カリブー」で見つけたガスランタン。
リンが持っているものと同じタイプのコンロの棚にあったもの。
小さな焚火みたいで一目惚れしたのだが、その時のなでしこには手が出ない値段だった。
最初のキャンプの記憶が焚火とカップラーメンである彼女にとって、思い入れのある買い物になるかもしれない。

この5巻では、それぞれの冬休みの過ごし方が描かれる。
リンだけはしっかりキャンプへ出かけているが。
もともと閑散期のソロキャンプが好きな彼女には絶好のタイミングでもあるだろうか。
場所によっては初日の出目当てで賑わう可能性もある。
当初は伊豆行きを予定していたが、御前崎経由で磐田方面へ。
海を見て珍しくはしゃぐ姿も見られるのは内陸出身者らしいが、だいぶなでしこに影響されてきているようだ。
初日の出を見に
一方、野クルメンバーは年賀状の配達があるなでしこの代わりに、犬山あおいの妹・“チビ犬子”が参加し身延山へ初詣に出かけている。

身延山は標高1000mを越える山で、山頂へはロープウェイで行くことができ、山梨県で一番人気の初詣スポットらしい。
気軽に見晴らしのいい場所で初日の出が見られるとなるとそれも納得できるね。
今回はなんとグビ姉がお酒を飲まないのだが、素面の彼女は本当に面倒見のいい先生であった。
初めて見せる顧問らしさと言ってもいいかもしれない。
年が明けて
年明けのなでしこは浜松にある祖母の家に来ていた。

初登場の幼馴染・土岐綾乃と、予定より足を延ばしたリンと一緒に正月を過ごす。
引っ越してからもこまめに連絡をとっていたらしく、キャンプの写真でよくリンの姿を見ていたという。
おそらくリンと綾乃は立場的に近いものがあって共感できることが多いのだろう。
バイク乗りでもあるので、そのうち遠出してなでしこのキャンプに参加する姿が描かれるはず。
でもバイクにまたがるなでしこの似合わないこと。
いずれ原付免許くらいは取るんだろうか。
スピンオフ「へやキャン△」での未来の姿(想像)では空飛んでたけどね。

いつものリンだったら、キャンプは1月までで終わっていたとのこと。
2月は雪とかで大変そうだし、暖かくなったら人が増えてきそうだしかな。
なでしこを通して仲間もできて、今度の春はこのまま続いていきそうである。
むしろ活発化していくのかもしれない。

あとがき
次の6巻はなんと電子書籍が先行配信。
紙の単行本は一週間遅れの3月12日予定。
やるな芳文社。