「RWBY(ルビー)Volume 5」はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによるアニメシリーズである。
今回は第13話、 “Downfall”。
ヘイヴン・アカデミーの危機に、メナジェリーからの援軍が到着する。
前回はこちら。
Chapter 13: Downfall
RWBY Volume 5: Chapter 13 - Downfall | Rooster Teeth - YouTube
ノーラの反撃
ヘイゼルは強かった。
ハンターとしてはトップレベルの強さを持つはずのクロウが歯が立たない。
オスカーをかばう必要がなかったとしても、ヘイゼルの優位は動かないだろうと思われる。
頼りのオズピンも、現在のオスカーの体では引き出せる力が限られているし、動きはヘイゼルを凌駕したかと思われたが、打撃が軽くダメージを与えるまでに至らない。
レンも含め三人掛かりでも劣勢の中、ノーラがフォローに入るもあっさり押さえ込まれた。
だが、ここからが彼女の本領発揮である。
現在のヘイゼルの属性が雷である限り、その力が大きければ大きいほど、それは彼女を強くする。
ノーラの一撃はヘイゼルを建物の外まで吹き飛ばした。
彼女はRWBYにおける最強無敵の電撃姫だ。
派手に吹っ飛んだ割にはダメージが少なそうなのが恐ろしいけれど。
ブレイクの到着
外ではアダム率いるホワイト・ファングがCCTタワー爆破の準備を進めている。
そして、そこに現れたのはブレイク。
ファウナスの援軍を率いて、メナジェリーから駆けつけた。
彼女は月夜が似合うね。
ミストラルの地で、ついに2シーズンぶりのチームRWBYのメンバーが揃うことになった。
アダムとホワイト・ファングを相手に、メナジェリーの人々がどこまで戦えるのかという点は心配だったけど、ファウナス同士で争うことに躊躇させることでその効果は確かににある。
彼らは身内意識が強いんだろうね。
アダムが意外と少数しか連れていなかったのも幸運だった。
4人の再会は一瞬だったけど、ブレイクの最初に発した言葉がヤンの名前だったのは特筆すべきか。
ずっと待ち望んでいたことだ。
ビーコン襲撃の際に受けたトラウマから抜け出すためには二人の和解が必要だったんだけど、お互いの顔を見たらそれで十分だったね。
地下のレリック保管庫へ、シンダー達の後を追う彼女を止めに入ったマーキュリーに対しての態度が、完全に吹っ切れていた。
ここの、もうお前に用はないと言わんばかりの冷ややかな視線がたまらないね。
収束するか?
ハンターがごっそり消えて治安が悪くなったかに見えたミストラルも、警察は機能していたらしい。
なんでそっちに協力要請しなかったの?
いろいろあるのか?
とりあえず事態は収束しそうである。
その頃、地下ではレイヴンとシンダーの戦いが繰り広げられていた。
この二人が本気で戦ったらどちらかはただでは済まなそうなのだけど、その時は「四季の乙女」の力はどうなるのだろうか。
一応の決着は付いたみたいだけど、このまま本当に終わるのかなという気はする。
今シーズンもあと1話。
あとがき
次回は最終14話、Chapter 14: Haven's Fate。
FIRST会員は1月21日1:00から。
RWBY: Volume 5, Chapter 14: Haven's Fate