「RWBY(ルビー)Volume 5」はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによるアニメシリーズである。
今回は第11話、 “The More the Merrier”。
ライオンハート学長の呼びかけで、ルビーたちはヘイヴン・アカデミーへと向かう。
そこで彼らを待っていたものは…
前回はこちら。
Chapter 11: The More the Merrier
RWBY: Volume 5, Chapter 11: The More the Merrier
再びヘイヴン・アカデミーへ
ライオンハート学長からの連絡を受け、ルビーたちはヘイヴン・アカデミーを再び訪れた。
建物の近くには、この国のCCT(大陸間通信システム:Cross Continental Transmit System)と思われる塔がある。
ホワイト・ファングの攻撃目標の一つなのだが、アカデミーの敷地内の、しかもかなり近い位置。
ここで戦闘が始まったら混戦になりそうだ。
ホールにたどり着くと、ライオンハート学長が彼らを迎える。
ワイスやヤン、オスカーにとっては初めての訪問となった。
そのことに対して、ライオンハート学長は動揺を隠せない。
今回のタイトルである“The More the Merrier”は、そんな挙動不審な学長の言葉に対するクロウの返しである。
「Why hello. Thank you for... coming. There… seems to be more of you than last time. 」
戦力が増えるのは味方にとっては大歓迎のはずなのだが、学長は自分が何を言っているのか理解しているのだろうか。
武器も持ってきて欲しくなさそうだったのは笑うところなのか?
彼とは対照的に冷静なヤンは、建物の中にカラスが紛れているのを発見する。
レイヴンの登場で一気に緊張が高まっていく。
クロウも姿を目にした瞬間に武器を構えるあたり、もう敵としての認識なのかな。
それでもルビーは彼女と一緒に戦えることを願うのだった。
サマーの友人で、ヤンの母でもある彼女と。
レイヴンによると、ルビーの言葉はサマーを思い出させるらしい。
しかし、その答えは期待できなかった。
ワッツ達のいない間に、ヘイヴン防衛の計画で手を組む可能性が残されているのではないかと思っていたのだが…
彼女もセイラム側につくのは不本意であり、混乱に乗じてレリックを奪うつもりなら、一時的にでも味方になるのが得策な気はする。
彼女が飽くまで拒むのは、オズピンの存在があるからなのかもしれない。
まだ判明していない秘密があるのだろうね。
そこへレイヴンのセンブランスを利用してシンダーたちが登場。
最悪の形で決戦の日が来てしまった。
この能力も予め知られていたのかな。
シンダーもレイヴンの実力は認めていたようだったしね。
出現すると同時に攻撃できた件について、中はどうなってるのか気になるところだ。
開戦
レイヴンはクロウとの直接対決。
ライオンハート学長の話では、二人の実力は互角とのこと。
消耗する代わりに、相手を傷つける可能性が一番少ない選択でもある。
ヴァーナルにも力を温存するように指示するなど、彼女の陣営からの被害は抑えられそうだが、クロウを取られるのはやはり痛い。
ちなみにレイヴンのセリフで「little brother」の言葉が出てくる。
今まで双子としか分からなかった二人の関係に言及したのは初めてじゃないかな。
ワイスも「春の乙女」を相手に善戦している方だと思う。
問題はシンダーだ。
戦い慣れている「秋の乙女」に対抗できるかどうかは、ルビーの覚醒にかかっている。
銀の瞳の力がコントロールできるものなのかどうかは情報が少なすぎるので不明だが、ルビーの感情の大きな動きで発生する可能性はある。
かといって前回のピュラの時みたいなのは避けて欲しいところである。
シンダーと戦っているジョーンの危機にルビーが覚醒。
一瞬だけ彼女に膝をつかせることに成功する。
この瞬間が数少ないチャンスだったのかもしれないのだが、ジョーンの渾身の一撃も決定的なダメージを与えられなかった。
今回の組み合わせで戦力差の最も大きい二人だが、ジョーンにも意地がある。
シンダーの言葉に感情的になったりしても、無闇に戦いを挑んだわけではなかった。
「If I die buying them time, then it’s worth it.」
たとえ勝てなくても、自分が戦うことには意味がある。
ピュラを止められなかったあの日から、人知れず剣を振るってきた。
この場の誰よりも覚悟を持って戦っていたのは彼だったのだ。
そんな彼の言葉に対するシンダーの答えとは。
ちょ…
あとがき
次回12話はChapter 12: Vault of the Spring Maiden。
ワイスの状態が気になりすぎる!
サムネのヘイゼルはオズピンを最も警戒させる人物。何者?
RWBY: Volume 5, Chapter 12: Vault of the Spring Maiden