「RWBY(ルビー)Volume 5」はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによるアニメシリーズである。
今回は第8話、“Alone Together”。
前回はこちら。
Chapter 8: Alone Together
RWBY: Volume 5, Chapter 8: Alone Together
夜明けとともに
明け方、眠れずに外に出ていたルビーのもとに、ヤンとワイスが集まってくる。
朝日を見ながらみんなで過ごす時間は、ダスト強奪事件が解決した日以来かもしれない。(Volume 2)
ただ違うのは、ブレイクがいないことだ。
ビーコン・アカデミーが壊滅して、人知れず街を離れた彼女からの連絡は途絶えている。
ブレイクとしては大事な仲間を巻き込みたくない気持ちからなのだが、ヤンにとっては怪我よりもつらい事であるだろう。
彼女は家族が出掛けたまま戻らない経験を二度もしている。
だからこそ、今回のルビーの元へ向かうヤンの意思は強かった。
家族や仲間のためにいつでも力になるつもりでいるのに、相談もせずにいなくなったブレイクに対して素直になれない部分もある。
そんな彼女に、ワイスが掛ける言葉がいい。
「You, Ruby, and even Blake are more like family to me than my brother or even my own father. I would do anything for you three, and I’m willing to bet Blake feels the same way. 」
今期のワイスはすごいよ?
最上級の愛情表現だよね。
そしてまた、かつてヤンがブレイクに掛けた言葉にもつながる。
動き出すホワイト・ファング
その頃、メナジェリーのブレイクの元にメッセージが届く。
差出人はイリアだ。
昔の仲間が困っている様子に、彼女は会いに出かけていくのだが。
結果はもちろん罠だった。
イリアもホワイト・ファングも、いまさら後戻りはできない所まで来ているんだろう。
アダムの動機がどのようなものであろうと、組織が止まる理由にはならなそうに思える。
そして、ブレイクの危機にどこからともなく現れる男、サン・ウーコンはいつものように登場するのだが、ホワイト・ファング側にも新キャラがいる。
トリファ(Trifa)、蜘蛛のファウナスである。
支部にもかかわらず、層が厚いよね。
一地方でこれだと、アダムの本隊はどうなるんだろうか。
そうこうしているうちに、ブレイクの実家ベラドンナ家にも危機が迫っていた。
アルバイン兄弟も体裁を取り払って真正面から乗り込んできている。
これは殺る気だ。
ギラとの直接対決待ったなし。
あとがき
次回は第9話、Chapter 9: A Perfect Storm。
シンダーの不敵な表情がいいね。
RWBY: Volume 5, Chapter 9: A Perfect Storm