「RWBY(ルビー)Volume 5」はモンティ・オウム氏とROOSTER TEETHによるアニメシリーズである。
今回は第6話、“Known by its Song”。
ヤンとワイスがレイヴンの協力を得てミストラルへ向かう。
前回はこちら。
Chapter 6: Known by its Song
RWBY: Volume 5, Chapter 6: Known by its Song
ハンターを探して
クロウ・ブランウェンは戦力になるハンターを探していた。
この街に到着してから、知った顔に会っていない。
ヘイブン・アカデミーが危機にさらされている中、不自然なほどの無防備さである。
このままでは彼らだけで迎え撃つことになりかねない。
ライオンハート学長の言動が頼りにならないので、信頼できる人間とコンタクトを取っておきたいだろう。
名前が登場するのは、シロ・ワン(Shiro Wan)、ヘザー・シールズ(Heather Shields)といったところだが、今後出番があるのかは不明。
ホワイト・ファングの襲撃までに間に合うのか?
レイヴンの過去
ヤンとワイスの二人は、レイヴンの話を聞くことに。
二人は最近まで実家で過ごしていたため、この国の現状や世界の情勢にはあまり詳しくない。
かつてクロウがルビーたちに語ったような話も必要だろうが、今回はレイヴンとクロウの過去の話が明かされる。
彼女たちがビーコン・アカデミーへ入学したのは、ハンターの力に対抗するためだった。
一族を外敵から守る力をつけて、また戻ってくるはずだったのである。
サマー・ローズやタイヤン・シャオロンと出会いチームSTRQ(スターク)を結成し、オズピン教授に見込まれて数多の任務をこなしてきた。
現在のチームRWBY(ルビー)とも重なる。
そこで彼女は世界の秘密を知ったのだった。
「The Creatures of Grimm… have a master named Salem. She can’t be stopped…」
その後、一族の元に戻った彼女からすれば、クロウは裏切り者と言われても仕方がないだろう。
それでも家族としての情がないわけではない。
むしろ人一倍強かったのではないのか。
娘にもしっかり受け継がれている。
似たもの親子だと思うのだが。
理解し合うには、今回だけでは時間が足りなそうだ。
新たな事実としては、レイヴンとクロウの変身能力はオズピンからもたらされたものらしいということ。
赤い目の烏はこれまでもクロウの周辺で姿が確認されている。
ダストやセンブランスとは違う種類の力。
ファウナスも獣人ではあるが変身するわけではない。
彼女はこれを魔法と呼んだ。
だんだん話がつながってきたね。
レイヴンも当初の冷淡な印象だけでなく、ちゃんと母親の顔をしていたように見える。
ニオとの戦いでのピンチの際も絶妙のタイミングで駆けつけたり、彼女なりに気にかけてはいるようだし。
盲信することへの危惧と自分の目で確かめることの重要さを説いているあたり真っ当な意見だが、今のヤンは冷静ではない。
いつか分かり合える日が来るといいよね。
ただ現在の部族を存続させる意味があるのかどうかは疑問が残る。
構成員は比較的若い人が多いようだし、ヴァーナル以外は戦力としても期待出来なさそう。
ヴァーナルと出会ったことで変わってきた可能性はあるのだけれど。
ルビーの元へ
そして今回のメインはこれ。
ワイスに呼びかける姉妹と、応えるワイス。
最近のワイスが素直すぎてツンデレじゃなくなってきてる。
いいことだけど。
あとがき
次回の第7話はChapter 7: Rest and Resolutions。
合流したところで、知識の共有と今後の計画が必要になってくる。
サムネにあるヤンとノーラの対決はVolume 2以来だが…
RWBY: Volume 5, Chapter 7: Rest and Resolutions