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「五等分の花嫁」1巻(春場ねぎ)家庭教師の相手は同級生で五つ子の問題児

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「五等分の花嫁」(春場ねぎ)1巻 (週刊少年マガジンコミックス)

「五等分の花嫁」は春場ねぎによる漫画作品。

週刊少年マガジンで2017年8月より連載を開始した。

学年一位の秀才が、家庭教師として教えることになった相手は、同級生の美少女たち。

そして彼女たちは五つ子だった。

貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!! 全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ! 中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!

(あらすじ:講談社コミックプラスより)

転校生は五つ子

上杉風太郎の学食での定番メニューは、焼肉定食焼き肉抜き。

ライス単品と同じ値段で味噌汁とお新香が付いてお得らしい。

彼は苦しい家計を支えることができるように、人付き合いも避け勉強に励んできた。

その努力の甲斐あって、成績は学年一位をキープしている、なかなかの苦労人なのである。

「五等分の花嫁」(春場ねぎ)1巻より、食堂での出会い
(「五等分の花嫁」1巻より)

そんな彼がいつもの席に着こうとすると、見知らぬ少女と被ってしまう。

ここで意地の張り合いから印象を悪くしてしまったことで、彼のさらなる苦難の道が始まっていく。

 

実は彼女は新しい家庭教師のアルバイト先の娘であった。

設定的には最近もどこかで見たような内容なのだが、一番の違いは、本人たちに勉強を教えることが望まれていない点だ。

「五等分の花嫁」(春場ねぎ)1巻より、五人集めるところから
(「五等分の花嫁」1巻より)

そのため、まずは五人集めるところからスタートしなければならない。

給料が5倍の好条件だと思っていたアルバイトは、単純に教える人数も5倍であるという落ちで、世の中そううまい話はない事を思い知らせるものであった。

だが、相手が同じ学校の美少女であるという点は他の何物にも代えがたい。

「五等分の花嫁」(春場ねぎ)1巻より、合格ラインを超えたら近づかない
(「五等分の花嫁」1巻より)

彼女たちの信頼さえ手に入れれば、働きがいのある職場かもしれない。

わりと協力的な四女の四葉以外の四人は、一筋縄ではいかなそうな様子。

風太郎のミッションは、この五つ子を無事に卒業させること。

難関大学に入学させるとかではない点がまだ救いだと思われたのだが。

「五等分の花嫁」(春場ねぎ)1巻より、全員合わせて100点
(「五等分の花嫁」1巻より)

彼女たちは全員合わせてやっと100点が取れるという成績の持ち主。

放って置いても卒業してくれるわけにはいかないらしい。

風太郎のお手並み拝見である。

 

 

冒頭では、彼らの結婚式の場面が描かれている。

将来的に彼女たちの一人と結ばれるということなのだろうか。

ウェディングドレス姿で誰かは判別できないようになっていたが。

 

現時点では三女の三玖(みく)を推したい。

彼女は戦国武将好きなのだが、おじさん好きだと思われたくなくて秘密にしている。

「五等分の花嫁」(春場ねぎ)1巻より、好きというとでも思った?
(「五等分の花嫁」1巻より)

Q. 厳島で毛利元就と戦ったのは?

A. 陶晴賢

正解である。

ただし屋上に手紙で呼び出されて言われることでもない。

好きと言うとでも思った? 的なね。

でもこんな表情で言われるならば本望だろう。

 

この子と四葉がいるだけでも十分なのにまだあと三人も候補がいるなんてどういうことだ。

メインヒロインかと思われた五月(いつき)ともこの後一悶着ありそうだし、目が離せなくなってきた。

今後の掘り下げに期待したい。

 

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