「地球のおわりは恋のはじまり」はタアモによる漫画作品。
幼い頃からかわいい妹と比べられてきたことにより、超ネガティブに育った女の子、柳瀬真昼(やなせまひる)。
里見と真昼は、過去に出会ったことがあった。
前回はこちら。
里見の告白
双子の妹と比べられ、ずっと“じゃない方”扱いを受けてきた真昼は、「いいことがあると、必ず悪いことが起こる」と考えてしまう超ネガ女子。そのため、まっすぐに想いを伝えてくれる蒼に徐々に惹かれていくも、信じる勇気をもてずにいた。そんな不安を直接蒼に打ち明けた真昼に、蒼は2人が実は昔会っていたことを語りはじめ、とうとうキスを…。そして改めて告白されるのだけど真昼は…!? 恋、大進展!?な、第2巻!
(あらすじ:講談社コミックプラスより)
自分に対して好意を寄せてくれる里見が、もしかしたら双子の妹と間違っているんじゃないかとの思いを持っていた真昼。
彼女は、過去に里見と出会った覚えがない。
そんな真昼に、里見は一つのお守りを見せる。
以前万引きの疑いをかけられた男の子を助けた真昼が厄除けにあげたもの。
年下だと思っていたその子は同い年だったのだ。
二年かそこらで急激な成長を見せたわけだが、身長が違いすぎて同一人物だとは気づかなかった様子。
里見はこの頃の真昼の笑顔に救われたという。
家庭の事情からか学校も休みがちだったようだが、このあたりの詳細はまた次巻以降になる。
親友の銀河との関係も気になる。
恋の行方は
この巻でうれしいのは、守谷さんのデレる場面が度々見られるところ。
彼女はクラス一の美少女とも言われるが、孤立しているツンデレな女の子で真昼の貴重な友人となる。
今回は彼女の恋バナもあるが、付き合ったことがあるかと尋ねられた際の反応。
絶対ないよね。
彼女の恋路は険しそうだが、いい方向に行ってほしいね。
「一生人を好きにならないつもり? そんなの地球の終わりと変わらない。」
この言葉は真昼の背中を強く押すことになる。
真昼と里見の休日初デートは、博物館で。
骨もカウントに入るほどの自己評価の低さ。
いいことが続いているので次は神社に行きたいと考えるネガティブさは相変わらず。
それでも変わりたいと思い始めている。
一人では難しくても、二人一緒なら変われるかもしれない。
今月は間もなく3巻も発売される。